2020年03月26日
【2020.3.11-3.20】もはや「プロ」のとらいくんにインタビュー!本気で高得点を目指したい方必見!
カラオケ林田を盛り上げてくださる「御三家」のひとり、とらいくんにインタビューをしました。御三家(りんくん、ともさん、とらいくん)のトリを務めてもらいます。私が企画するカラオケイベントに開始当初からいつも積極的に参加してもらっています。ありがとうございます。今回もカラオケで高得点を目指したい方必見です。「えっ、こんなことまで公開していいの?」というようなスゴイ情報盛りだくさんです。得点アップに絞って聞きました。
なお、今回も、私のコメントには(*)が入ります。コメントが相変わらず多くなっています。では、しっかりの御拝読ください。
Q1:日常的に気を付けていることは?
歌う時のドリンクについては、お茶を飲むようにしています。ウーロン茶は喉の油分をとってしまうので(*確かに、いつも緑茶を注文されます)。タバコは好きなので、とくに制限はしていません。それから、声枯れしたときや大会前には漢方薬を服用しています。この漢方薬は、「響声破笛丸」というもので、これが何よりも声のコンディショニングには適していると思います。私にとって一番効果がある薬で、もう2年くらい愛飲しています。タバコを吸っていますが、この漢方薬を飲んでいるので、タバコの影響が多分ないのではと思います。個人的にはドーピング剤と呼ぶほどのものです(*おぉ、なんと、貴重な情報ありがとうございました。あまりの衝撃的な情報に、私も思わず「購入手続き完了」しました)。
Q2:いつから得点を意識するようになったか?
高校1年生のときに90点を出したころからです。そこから95点に到達するまでは1年くらいかかりましたが、その後2~3ケ月でほぼ100点に到達するようになりました。
Q3:点数アップで何の項目を意識しているか?ご自身の特長は?
幼少期にピアノを習っていたせいか、音程はある程度取れます。曲を覚えて歌えば、すぐに音程正確率90%はいきます。だから、私の場合は、ビブラート、ロングトーンです。それから、マイクコントロールです。95点から100点まで達するときも、マイクコントロールをとくに意識していました。マイクコントロールのポイントのひとつが、マイクを近づけたり、遠ざけたりすることです。これで抑揚をつけることができます。抑揚をつけたいときには、このテクニックを利用すればいいと思います。(*私が困難な音程正確率90%をふつうクリアするところから、すでに大きな違いがあります。カラオケ大会参加者も、とらいくんの音程正確率には超驚いていました。確かに、カラオケ大会決勝の音程正確率を確認すると98%ですからね。スゴすぎます。)
Q4:レパートリーがすごく広いが、曲をどうやって覚えているのか?
まず、家では、常に音楽を流しています。それから仕事柄(ジャスバーでバイト中)、人前で歌うことが多いのですが、お客様からのリクエストにも応えられるように、最新曲でも歌えるように意識して音楽(曲)を聞いています。細かいところを確認するときは、カラオケボックスのデンモク機能を利用しています。スタジアムの「DAM★ともボーカル」機能で、詰めていってます(*スタジアムではなく、LIVE DAMであれば、「ガイドボーカル」という類似機能があるので、これでいいと思います。使い方が分からなかったら、お声掛けください。歌いまくっているのではなく、こうやって、カラオケボックス内でデンモク機能を有効に使っているんですね。なお、この機能、りんくんも言ってました。私も利用してみたのですが、ズバリ、かなりおススメです。聴覚で聞いてたメロディーが、バーとして視覚でも記憶されますから。)。
Q5:得点アップしたい人にアドバイスするとしたら?
得点が出やすい曲を選曲してみたら!(*御三家方々、出しやすい曲、難しい曲っていうのをよくご存知です)。例えば、3月のアーティストでいえば、「山口百恵さん/いい日旅立ち」「ゆずさん/栄光の架橋」です。出しやすい曲なら、「平井堅さん/瞳を閉じて」「中島みゆきさん/糸」なんかもいいです。おススメは「清水翔太さん/SNOW SMILE」です。音域も広くなく、音程の高低も少なく、歌いやすいメロディーです。曲を決めたら、まずは音程をしっかり取れるようにすることです。雑にならずに、音程のひとつひとつをはっきりと歌うようにした方がいいです。音程と言えば、キー合わせも注意が必要です。自分が出せる最高音は分かっているので、それを考慮してキー設定をしています。原音キーで無理に歌うようなことはしません。そして、先ほど言いました「マイクコントロール」は「抑揚」の得点アップには重要です。どうしても、声を張り上げてしまいがちで、声の大小のコントロールが難しい方は、このマイクコントールをすれば声の大きさをそれほど変えることなく、抑揚をつけれます(*確かにこれは非常に有効なようです。ただし、私の経験として、低い音はマイクが拾いにくいとか、離しすぎるとマイクで拾ってくれないとかあります。そのあたりはトライして自分なりのマイクコントロールを見出していけばいいかと思います)。表現力アップには、「抑揚」の他、「しゃくり」「こぶし」等があります。「しゃくり」や「こぶし」は曲やメロディによって出しやすさが異なるので、こういうふうにして出せばいいです(*とのことで、なんと、実演までしてくださいました:写真はその様子。とらいくん、ありがとうございます。とはいうものの、みなさんに私からお知らせできるほどそのテクニックをマスターしているわけではありませんので、ここではその内容は控えます)。
*追加コメント:いろんなテクニックの細かいやり方については、「You Tube」にもいろんな項目で点数アップの方法などが挙げられていますよね。そういうものの中で自分に合うものを見つけ、参考にしながら、練習し、自分なりのやり方をつかんで、得点アップに努めていくしかないのではと感じました。
これまで御三家にインタビューしてきましたが、総じて言えることは・・・。
まず、お三方とも非常に丁寧に教えてくださいました。あまり長い時間を頂戴する訳にはいかないので、ポイントだけをインタビューさせてもらいましたが、みなさん、どんどん話をしてくださり、歌うことがとにかく大好きというのが伝わってきました。もともとの音楽の才能は天性のものがあるとは思いますが、高得点を得るには「音程」が非常に重要ということを実感しました。やはり、DAMという機械を相手に、99点以上を獲得するには、それなりの時間を費やされていると思います。そうです。どのようにすれば点数がアップするかということに対して、すごく追究されている感じがしました。換言すれば、周囲に喜んでもらう・感動させるような歌い方もできれば、高い得点を獲るような歌い方もできる、ということになると思います。三人に少しでも近づけるように、私も早速トライ&エラーで頑張ります!お三方、本当にありがとうございました。